全女子に読んでもらって感想を語り合いたい「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

Twitterもフォローしていて面白いジェーン・スーさんのエッセイ。
きっと私に刺さるだろうなと思ってaudibleを検索し、一番タイトルに惹かれたこれを聴いてみました。
全女子に読んでもらいたい気持ちですが、特に、「男社会」と言われるところで働く、ちょっと自意識過剰な女性は必読だと思います。
(つまり私みたいな女性)

「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」 ジェーン・スー 幻冬舎文庫

男女平等とは言いながらも、まだまだ女性が生きづらい社会だと、ある種の怒りを常に抱いて生きています。
特に、30歳を超えたもう若くはない女性は、仕事でも家庭でも求められることが多く大変です。
若い女の子のことはチヤホヤする男性たちが、おばさんになったとたん掌を返すことも大いに不愉快です。
まぁ、私はフェミニストっぽいところがあるのかもしれません。
仕事も家庭も男女平等がいい、というのは偽りのない本心だけれど、「女子」としてはキラキラキャッキャッしていたい気もするし、誰からもオシャレって思われたいし、ましてや自分のことを「オバサン」だなんて思いたくないし。

30代以降の「女子」の複雑な心のうちを鋭く言語化してくれるジェーン・スーさん。
とにかく聴いている間じゅう頷きっぱなしです。
これって私かしらと思うことだらけなのですが、知っているはずなのにこうして分析されるとめちゃくちゃ面白い。
昼休みに散歩しながら聴いていて、ずっとニヤニヤしていたと思います。
私はギリギリ30代前半なので、たまに「アナタはまだ違うわよ、若いうちにこうしておきなさいね」という先輩のアドバイスもあります。

開き直った40代って楽しそう、というのも正直な感想。
ジェーン・スーさんの言葉を借りれば、「いかすBBA」を目指そうじゃないか、と思いました。
自分たちで「BBA」をカッコイイものに変えられたら面白いよね。

それにしても、私たち女子の心の中にもやっとあるものをこうして明確に言語化するジェーン・スーさんの分析力はすごい。
なぜもやっとするのか、なぜそう感じるのか、自己探求のたまものなんでしょうね。
こじらせた中年にならないためにも、自分を理解することって大切だよね。

あーおもしろかった!

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