タイトルのとおり、わたくし先日2泊3日の一人暮らしを経験しました。
小さい子をもつママの多くが切望する(?)「ひとりの時間」経験したわけです。
実際経験してみると、思ったほどアレな部分や、こんな過ごし方が貴重だった、など気づきがありましたので、今後の自分への備忘も含めて記録しておきます。
普段の私の生活
まずは普段の私の生活から。
35歳会社員。
夫と5歳と3歳の保育園児たちとの4人家族。
平日は朝6時過ぎに起きたら子どもたちに食事と身支度をさせ、7時半に保育園に送り届けて出社。
会社の始業時間が早いので毎朝滑り込みです。
18時頃まで働いたらダッシュで退社して保育園へ。
帰宅後は食事とお風呂と翌日の準備をしたらもう寝る時間。
だいたい疲れ果てて子どもたちと寝落ちしてしまう。
週に1.2回は夫がお迎えに行けるのでちょこっと残業して仕事を片付ける。
楽しみは昼休みにaudible聴きながら散歩することで、毎日充実してはいるけれど自由な時間はほぼない。
2泊3日の一人暮らし 1日目
今回、事情により夫と子どもたちが義実家に帰ることになり、その間自宅で一人で過ごしました。
2泊3日はすべて平日だったので、日中は普通に仕事に行きます。
初日は朝、家族全員で行ってきます!からのバイバイ!
さっそく保育園送りがないので、余裕を持って会社に向かいます。
途中、夫から送られてくる子どもの写真を見るほかはいつもどおり仕事をして、いつもより1時間ばかし残業して退社。
ここからが本番。
この自由な時間で一体何をしよう?
まずは、ふだんは帰宅途中に素通りする書店に寄る。本に囲まれる空間で幸せ。
読みかけの本があるので何も買わずに店を出る。
電車で自宅の最寄駅に着いたら、猛烈に寒いのでお気に入りの蕎麦屋に寄り、海鮮かき揚げ蕎麦を食べて温まる。
帰宅しても家族がいないと家事もほぼないのにまだ20時半。
お風呂をためて、Kindleを持ち込んで長風呂。ああ、一人でお風呂ってこんなにラクチンなの。
そうこうしているうちに、アレッ?もう眠い。
途中、子どもたちとテレビ電話はしたものの、書店、蕎麦、長風呂で1日目の貴重な自由時間は終わってしまった。
私の妄想では、子どもたちの手がはなれたら、毎日落ち着いて勉強したり読書したりブログ書いたりできるはずだったのに。
2泊3日の一人暮らし 2日目朝
前日夜ふかししたわけでもないのに、朝はなかなか起きる気にならず。
子どもの身支度と送迎がないからといってぎりぎりまで布団にもぐりこんでいた。
結果、適当に餅を焼いて朝食を済ませ、いつもどおりの適当メイクと髪型で、始業時間に会社に滑り込むことに。
私の妄想では、子どもたちの手がはなれたら朝からゆったりヨガをして、ゆっくりコーヒーを飲んで、きちんと髪をセットして出かけられるはずだったのに。
あるいは、電車が混む前に家を出て早めに職場に着き、近くのカフェで読書するはずだったのに。
2泊3日の一人暮らし 2日目夜
そんなこんなで、数々の「子どもが手をはなれたら」はあくまで妄想であり、余裕ができた時間を有意義に使うには意志の力が必要だと悟りました。
そうは言っても、前日と同様にほとんど何も特別なことをせずに終わるのは避けたい。
ということで、2日目は早めに残業を切り上げ、丸の内に繰り出すことにしました。
平日の仕事帰りに寄り道して帰るなんて本当に久しぶり。
お目当ては、前から気になってたデニムの実物を見に行くこと。
普段はZOZOTOWNで何でも済ませちゃうけど、デニムはやっぱり試着したい。
子連れだとじっくり試着できないし、かと言って休日に一人で出かけるタイミングも逃していまに至っていたのです。
いそいそとショップに向かい、試着したい旨を伝えます。
やっぱり履いてみてよかった。
思ってたのとサイズも違ったし、形も意外なのが似合ったりする。
結局悩みに悩んでその場では決めきれなかったのだけど、オンラインではまず候補にならなかったものが有力候補になっただけでも大きな収穫。
なにより、思う存分試着して悩む時間が楽しくて満足でした。
当初は大きな書店にも寄って帰りたいと思っていたのだけど、試着だけで大満足して帰宅の途に。
この日も寒いので、近所のタイ料理屋でちょっと辛いカレーを食べて帰りました。
タイ料理は大好きだけど子どもとは行きづらいので、
やっぱりお風呂でのんびりも貴重なので、この日も長風呂して寝る。
2泊3日の一人暮らし 3日目
3日目も早起きしてゆとりの朝は実現できなかったけれど、前日のお出かけで満足しながら出社。
夕方には家族が帰ってくるので、私が帰宅するときには出迎えてくれるはず。
2泊3日の一人暮らしは終わりに近づいています。
帰宅したら家族がいるものの、お迎えがないので帰宅時間を気にせず定時後に打ち合わせ。
結局2時間ほど残業して帰宅しました。
帰宅するともう子どもたちはお風呂を済ませていたので、3日目も一人でゆっくりお風呂。
生まれてはじめて寝るときにママと離れて過ごした子どもたち、寂しがってるんじゃないかしらと思ったのは杞憂で、義実家で遊んでもらって満喫したようです。
規則正しい生活に家族の存在は大きい
2泊3日の一人暮らしでの一番の気づきはこれです。
一人だと食事は適当、朝もダラダラ。
たまに独身時代を振り返って、「ちゃんと毎日洗濯して、食器洗いもこまめにして、食事のバランスも多少気にしている今って、独身時代にくらべてかなりきちんとしたなぁ」と心の中で自画自賛(?)しているのですが、なんのことはない、家族の存在があるからできているだけですね。
そういえば独身時代は「忙しいから家が片付かない」とか思っていた気がします。
今の自分から見れば十分時間があって、休みの日に予定がなければ一日ベッドの上なんてこともありました。
転じて、今の私も「子どもが小さくて忙しいから自分のことに時間をかけられない」と思うことがあります。
貴重な2泊3日の一人暮らし経験で、子どもが小さいからだけではないことがよ〜くわかりました。
子どもの手がはなれれば、ちょっとした自由な時間はできると思いますが、その時間を有意義に使えるかどうかは自分の意志次第なのだと思います。
どんな状況であれ、「忙しいから〇〇できない」は言い訳にすぎず、「〇〇するためにどうやって時間を作ろう」「少し時間ができたから〇〇をやろう」と考えられる自分でいたいと改めて感じました。
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