総監合格体験記★「〇〇と△△のトレードオフ」に即答する②

2021年度に技術士(総合技術監理部門)に合格しました。
今年も筆記試験の合格発表が近づいてきたので、口頭試験対策としてはてなブログに昨年書いていた記事を若干リライト。
口頭試験対策の状況をリアルに伝えつつ、無事に合格できた合格体験談としてどなたかの役に立てればと思い、掘り起こしてみました。
全部で12記事、筆記試験合格発表までの約1ヶ月間でアップしていきます。
今回は第10弾、2022年11月29日の記事です。

トレードオフ事例に即答できるよう準備

前回に引き続き、トレードオフ事例を説明できるように、経歴を整理しておきます。
さっそく始めましょう。

【2022年10月追記】
実際の試験ではトレードオフについてストレートに聞かれることはなかったのですが、整理しておくことで詳述業務のプレゼンもブラッシュアップできるし、自身が何を重視してプロジェクトマネジメントしたのかを明確にできると思います。
当日は緊張してしまって面接官の意図をなかなか汲み取れなかったのだけど、今思うと、「何を重視してプロジェクトマネジメントしたのか」を尋ねられていたなと思います。

Q10 社会環境管理と人的資源管理について、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A10 これも・・・ある?
例えばこんなのあるよ、と教えてもらえるとありがたいです。
社会環境管理自体、私の経歴ではグリーン購入を推奨して、くらいしかないので、人的資源管理とトレードオフになることって、さらに経験したことがないです。

Q11 社会環境管理と情報管理について、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A11 A10に同じ。思いついたら追記します。

Q12 人的資源管理と情報管理について、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A12 経歴3においてコンクリートの材料試験を行う際、特殊なコンクリートを使用するため技研メンバーによる配合検討の指導をお願いしました。
プロジェクトにかかわる人員を増やすことによって開発の方針を正しく伝えられない懸念がありましたが、権限を制限したうえで、プロジェクト当初から使用していたTeamsのチームに入ってもらうことで、経緯などから理解してもらうよう努めました。

(これもイマイチか・・・)

番外編で、経済性管理の中でのトレードオフも準備しておきます。
過去の体験レポートで聞かれていた人もいました。

Q13 品質とコストについて、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A13 経歴4の構造実験において、開発した技術の適用先を広くすること、すなわち技術開発の品質を高くするためには試験のケース数を多くする必要があり、コストがかさむというトレードオフの関係にありました。
その際は、その技術開発の最初の実験であったこともあり、まずは範囲は狭くとも適用できる結果を出すことを目標に、その年の研究開発費の範囲内でできる実験を行うよう計画しました。

Q14 品質と工期について、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A14 経歴4の構造実験において、開発した技術の適用先を広くすること、すなわち技術開発の品質を高くするためには試験のケース数を多くする必要があり、試験体製作に時間を要するというトレードオフの関係にありました。
その際は、その技術開発の最初の実験であったこともあり、まずは範囲は狭くとも適用できる結果を出すことを目標に、ケース数を絞ることを計画しました。
実験ができなかったものは解析を併用して性能確認を行いました。

Q15 コストと工期について、自身が経験したトレードオフ事例を説明してください

A15 経歴2の設計業務において、厳しい設計工期で設計成果を納品する必要がありました。
熟練した外注先に作業の一部を外注することで、コストはかかりましたが工期を守ることができました。

やはり、「経済性管理以外で」の指定がつくと事例が思いつきません。
とりあえず、ざっと経歴の整理はできました。
次回は、これまでの経歴のプレゼンや、その他経歴に関する想定問答を考えます。

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